リーダーの一番大切な仕事と求められる力とは何か?

今般、ビジネス業界において「親ガチャ」ならぬ「上司ガチャ」という言葉が流行っているようです。
確かに、どの上司の下で働くかによって、ビジネスパーソンとしての成否の多くが決まってしまうのも事実です。

では、「ガチャにおける、当たりの上司」になるための、リーダーとして最も大切な仕事と、求められる力とは、何でしょうか?

それは「意思(志)決断力 = どこに向かうのか?何をして、何をしないのか?誰と行くのか?)」と、その決断を「正解」に導くための「選択力 = 日々連続する選択を誤らないこと」です。

部下は、上司の「決断への揺るぎない覚悟と責任感」、そしてそこに向かうための、「一貫性ある選択の連続」に、心理的安全性を感じ、未来への確信を得て、共に歩んでいこうと思うのです。

では、その決断力と、そこから生まれる「揺るぎない覚悟と責任感」、そして「一貫性ある選択力」は、どのように身につけていけばよいのでしょうか?

それは、「100%自分の意思(志)のみを拠り所として、決断する事」により、己の中から引き出されてくるものです。

「意(思)とは、信念のこと」です。コンパスのようなものです。

「意(志)とは、目的のこと」です。目指す具体的な場所のようなものです。

不安や恐れという感情や、私心(エゴ)に惑わされず、他人の意見や情報に振り回されず、「己の信念」を唯一の拠り所として、「目的(方向性)」を定める。そこからの決断と選択こそ、100%自分の意思での決断であり、選択であり、そして、覚悟と責任感と一貫性という「能力」が引き出されてきます。

「己の信念」を生み出す源となるもの。

それは「己の人生の体験と、そこから得られた経験」だけです。だからこそ、昔から、人生において、沢山の挑戦をし、多くの体験を通じて、多くの経験を積んでいくことが、求められているのです。

人生において起こる全ての出来事、出会いに不要なものはありません。すべて、必要・必然・最善です。

「なぜ、あの時、成功できたのか?」

「なぜ、あの時、失敗したのか?」

「あの出来事は、あの出会いは、自分に何を教えようとしてくれていたのか?」

など、自分の人生の出来事から、自分だけの「成功法則」や「失敗法則」を体系化していく事で、己の信念が次第に確立されていくのです。

その「信念」が「目的」を生み出します。

「揺るぎない信念の下、成すべき目的を定め、決断する」。さすれば、一貫性のある「目標・戦略・戦術・戦力」は自ずと見出されます。強き、確信に満ち溢れたリーダーが、そこに誕生するのです。

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