感謝に敵なし。感謝に限りなし。

2026 年8月15日、第二次世界大戦終戦から、81年の月日が流れました。
この日にいつも思うこと。それは、どれほどの人たちの祈りや願いや愛、そして尊い犠牲の先に、自分が生かされているのかということです。

昔、リーダーとしての人生を歩みだしたとき、先達にどのような勉強をすべきか相談しました。
すると、その返答は意外なものでした。

「リーダーになるのであれば、歴史を学べ。歴史は、大切な2つのことを教えてくれる。

1つ目は、組織はいかにして滅び、いかにして繁栄するのかという法則。そして、その原因すべてリーダーのあり方にある。国も組織も、民衆や社員に見放されたときに必ず滅びていく。

2 つ目は、歴史を学ぶとは、感謝を学ぶということだ。リーダーという立場は、自分が優れた特別な人
間であるという傲慢や慢心を肥大化させる魔力がある。すると、自分が相手を生かしてやっている、すなわち生殺与奪件を握っていると勘違いし、感謝を忘れる。

人は感謝を忘れると、自己中心的になり、相手への共感を失い、満たされない欲のために、相手を支
配しようとする。そのために、恐怖や不安を与え、心を支配し、お金や自由や喜びを搾取しようとする。その結果、民衆や社員に見捨てられ、いずれ自滅していくのだ。」

感謝とは、生かされていることへの深い気づき。
みんなのおかげで、自分は生かされている。

感謝とは、足るを知ること。
人は、感謝を忘れると、「あるものは当たり前。そして、ないものばかりに目が向き、欠乏感に苛まれ、心が満たされず、もっともっとと、周囲に求め、奪う生き方を選び、自ら不幸を選んでしまう。

当たり前のことなんて、何一つない。どれほどの人の愛や思いに生かされ、どれほど幸運に恵まれた
人生を与えられているのか。

この、感謝に気づいたとき、私たちは、共感の心、許しの心、利他の心、自責の心を自らの中に育み、余計な執着が薄れていき、奪う生き方から、与える生き方へ、人をコントロールしようとする生き方から、応援される生き方へと、ゆっくりと変わっていく。

感謝力を土台とした「あり方」を自分の心に中に育むことで、そこに、永続繁栄の基盤が整い始めるのです。

感謝に向き合うとき、先達が最後に教えてくれた言葉が、心の中に響き渡ります。

「感謝に敵なし。感謝に限りなし。」

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